『ちくま』2017年2月号に書評を寄稿しております

61en5GpxKoL筑摩書房のPR誌『ちくま』の2月号に、稲泉連『「本をつくる」という仕事』の書評を寄稿いたしました。一冊の本が出来上がるまでにかけられる、よき仕事の数々を取材した本です。稲泉さんは『復興の書店』(小学館文庫)という著書もあり、これもまた丁寧に取材された良い本です。書評とあわせてぜひご覧ください。

なおTitleで『「本をつくる」という仕事』をご購入の方には、ゲラ刷りフリーペーパーと、この『ちくま』2月号を差し上げております。Title購入特典は在庫がなくなり次第終了いたします。https://title-books.stores.jp/items/588c817d100315316d00f528

月刊『みすず』2017年1月・2月合併号に寄稿しております

656『みすず』1・2月合併号は、恒例の読書アンケート特集です。2016年に出た本の中から5冊を選んで寄稿させて頂きました。

1 細馬宏通 『介護するからだ』 医学書院

2 アン・ウォームズリー 向井和美・訳 『プリズン・ブック・クラブ』 紀伊國屋書店

3 メイ・サートン 幾島幸子・訳 『70歳の日記』 みすず書房

4 天使の聖母 トラピスチヌ修道院 『天使園 「祈り、働け」の日々』 亜紀書房

5 『串田孫一 緑の色鉛筆』 平凡社

それぞれの本の評に関しては、本誌をご覧ください。

月刊『みすず』:http://www.msz.co.jp/book/magazine/

『なごみ』での書評の連載が始まります

FullSizeRender「茶のあるくらし」「グラフィック茶道」とサブタイトルのついた茶道雑誌、『なごみ』での書評の連載が1月号より始まります。広義の日本文化に関する本を選び、文章を寄せております。

なお連載は隔月で、誠光社の堀部篤史さんと交代で行う予定です。

『なごみ』は1月号よりリニューアルし、茶道のことだけでなくうつわ、和菓子などその周辺のことに深く触れていたり、宮沢章夫さんやルー大柴さんの連載があったりと、思った以上に若々しい印象の雑誌になっております。お見かけした際は、ぜひ手に取ってみてください。

『本の雑誌』1月号に寄稿しております

51jck4UAj6L._SL240_発売中の『本の雑誌』2017年1月号で、2016年度の3冊を選んでおります。内容は、鹿子裕文『へろへろ』(ナナロク社)植本一子『かなわない』(タバブックス)山下賢二『ガケ書房の頃』(夏葉社)です。評は本誌にてご覧ください。何だか普通の人生をおくることが難しそうな三冊になりました。

『婦人之友』での書評の連載が始まります

51r+L0zrcLL._SX351_BO1,204,203,200_12月12日(月)発売予定の雑誌『婦人之友』1月号に書評を掲載しております。〈「死」からはじまる三つの「生」〉 と題して、アトゥール・ガワンデ『死すべき定め』(みすず書房)メレ山メレ子『メメントモリ・ジャーニー』(亜紀書房)鹿子裕文『へろへろ』(ナナロク社)の話をまとめました。

なお、『婦人之友』の書評は、シンガーソングライターの寺尾沙穂さんと、現代宗教哲学者の佐藤啓介と交代で行いますので、三カ月に一度の連載となります。

Erb Monthly column に寄稿しております

タイ王国のホームスパブランドの「Erb (アーブ)」。Erb japanのマンスリーコラムにて「scent of Book」と題しまして、香りに関する本をいくつか選び、文章を添えました。

洋の東西を問わず、香りは記憶と結びつくようです。よろしければ、ご一読ください。

a sense of Erb サイト:http://erbjapan.tumblr.com/post/152043431348/monthlycolumn201610

『母の友 11月号』に書評を寄稿しています

51ZJi6KCZ9L.09._CR0,0,360,450_『母の友 11月号』(福音館書店)に、先日イベントも行った細馬宏通さんの『介護するからだ』(医学書院)の書評を書いています。もの言わぬ身体の、「かしこさ」について書きました。じっと何かを見ることが、その奥の本人も気づいていない隠れた意図を発見します。

『scripta no.41』に書評を寄稿しました

CtF_gXAUEAA8NaX紀伊國屋書店発行のPR誌『scripta no.41』に、ラース・スヴェンセン『働くことの哲学』(紀伊國屋書店)の書評を書いております。大型書店→小さな本屋という自分の体験をもとに、働くことの意味を考えました。

このPR誌には、木皿泉さん、都築響一さん、吉川浩満さん、安田登さん各氏の寄稿もあり、非常に豪華ですね。

『読書人 7月22日号 2016年上半期の収穫から』に寄稿しております

『読書人 7月22日号 上半期の収穫から』 様々な学者や評論家に聞いた、2016年上半期の収穫と言える本のアンケートです。私が選んだのは、下記の3冊です。

・畠山直哉×大竹昭子『出来事と写真』(赤々舎)

・栗原康『村に火をつけ、白痴になれ』(岩波書店)

・『戦争とおはぎとグリンピース』(西日本新聞社)

大きな書店などで販売している書評紙です。評の文章は、ぜひ現物をご覧ください。

週間読書人ページ:http://dokushojin.shop-pro.jp/?pid=104962175

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