「ラジオ深夜便」で 紹介した本です(2024/02~2024/07)

毎月第三火曜日の、23時~24時頃。NHKラジオ深夜便「本の国から」にて本を三冊紹介しております。下記、2024年2月から2024年7月に紹介した本です。

2024年7月21日
『テヘランのすてきな女』 金井真紀 著 晶文社
『スイマーズ』ジュリー・オオツカ著 小竹由美子訳 新潮社
『少し広くなった「那覇の市場で古本屋」それから』宇田智子 著 ボーダーインク


2024年6月16日
『観光地ぶらり』 橋本倫史 著 太田出版
『野犬の仔犬チトー』 伊藤比呂美 光文社
『わたしのeyePhone』 三宮麻由子 著 早川書房


2024年5月19日
『ISSUE 中川李枝子 冒険のはじまり』 スイッチ・パブリッシング
『センス・オブ・ワンダー』 レイチェル・カーソン 著 森田真生訳・文 筑摩書房
『元気じゃないけど、悪くない』 青山ゆみこ 著 ミシマ社


2024年4月21日
『口の立つやつが勝つってことでいいのか』 頭木弘樹 著 青土社
『続きと始まり』 柴崎友香 著 集英社
『隆明(りゅうめい)だもの』ハルノ宵子 著 晶文社


2024年3月17日
『科博と科学 地球の宝を守る』 篠田謙一 著 ハヤカワ新書
『その世とこの世』 谷川俊太郎、ブレイディみかこ 著 岩波書店
『被災物 モノ語りは増殖する』 姜信子、山内宏泰ほか 著 かたばみ書房


2024年2月18日
『カワセミ都市トーキョー 「幻の鳥」はなぜ高級住宅地で暮らすのか』柳瀬博一 著 平凡社新書
『超人ナイチンゲール』栗原康 著 医学書院
『ともぐい』 河崎秋子著 新潮社

2024年夏季休暇のお知らせ

いつもTitleのご利用をいただき、ありがとうございます。

7月29日(月)~8月2日(金)のあいだ、Titleは夏季休暇をいただきます。みなさまにはご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

*8月3日(土)からは通常営業します。

*休みの間は、問い合わせやWEBSHOPの発送業務も対応できませんので、ご了承くださいませ。

寄稿・メディア掲載のお知らせです 25

この間にも、幾つかの新聞や雑誌、ウェブメディアに文章を寄稿しました。

・5月26日付の北海道新聞朝刊・書評欄にて、島田潤一郎著『長い読書』(みすず書房)への書評を寄稿しました。島田さんの文章に合うように、ゆったりとした気持ちで書きました。ウェブでもお読み頂けます。https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1016788/

・6月8日付の朝日新聞朝刊・書評欄「ひもとく」コーナーにて、イラストレーターのエッセイについて寄稿しました。職業意識に基づいた面での構成、そしてそれがどのように変遷していったかなど、和田誠〜リリー・フランキー〜三好愛さんの本を俎上に乗せて書いております。写真もTitleで撮影しました。https://book.asahi.com/article/15299310

・WWFジャパンの、名作漫画から私たちと生物多様性のつながりを実感させる取り組み「コミック・ダイバース(COMIC DIVERSE)」。「生物多様性」をテーマに選んだコミックスは『歩くひと』。ただ海と岩礁が描かれただけの一コマに、生物の網の目のようなネットワークを感じます。こちらも多様なかたが寄稿しています。https://www.wwf.or.jp/campaign/comic/

・6月20日発売の『週刊新潮』に、池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』(新潮社)への書評を寄稿しました。「難民」をテーマとした、読み進めるうち、伝えたいテーマが身に沁みてくる変奏曲のような作品。いま読まれるべき本だと思います。

『しぶとい十人の本屋』「はじめに」公開、関連トークイベントなどのお知らせ

『しぶとい十人の本屋 生きる手ごたえのある仕事をする』が、朝日出版社より6月4日に発売になります。

・書店での発売直前に、朝日出版社のサイトで「はじめに」が全文公開されました。そんなに長い文章ではないので、ぜひ読んでみて下さい。そして何か触れるものがあれば、お近くの書店でお探しいただければ幸いです。https://webzine.asahipress.com/posts/8030

そして、刊行記念イベントも決まっております。

・6月21日(金)はTitleにて、この本の装丁を手掛けてくださった寄藤文平さんと。https://www.title-books.com/event/12384

(寄藤さん、とてもロジカルにデザインや本のことをお話されます。「しぶとい」を寄藤さんにお願いしたのはわたくしですが、それは自分と同種のものを感じたから。様々な角度から、本というものを考えます)

・7月2日(火)は、辻山の出身地であります神戸の1003 books にて、店主の奥村千織さんに聞き手になっていただき、本書の続きのようなトークを。https://t.co/rtRhzI3FPe

・7月3日(水)は、本書にも登場する、ほぼ同期であります、京都・誠光社の堀部篤史さんとの「昨今の小商いに侵食する不可解な現象」の話。https://t.co/HEAviYXgdG

その他、まだ告知していないイベントもありますので、第二弾として決まり次第アップいたします。

寄稿・メディア掲載のお知らせです 24

この間にも、幾つかの書籍や新聞、雑誌でTitleを採り上げていただき、文章を寄稿しました。

・2月7日付の東京新聞朝刊。読書面の「私の愛読書」というコーナーにて、取材していただきました。折に触れ手に取る『須賀敦子全集第1巻』の話をしました。取材は栗原淳記者です。

・3月15日発売の『小説すばる』にて、ブック・コーディネーターの内沼晋太郎さんと、蟹ブックスの花田菜々子さんと鼎談しております。「我が街と本」という雑誌の特集内の記事で、全国の書店や、街と本屋の関わりについてたっぷりめなお話。http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/

・3月21日発売の、三宅玲子著『本屋のない人生なんて』(光文社)にて、Titleを取材して頂いてます。よい意味での狂気を感じる本。時計から、コーヒーカップから、店にあるもの全てが、緻密に写し取られています。注意深い取材から、隠されたその糸を手繰り寄せ、自身の文章としてそれを書き起こした11店舗の物語。ぜひご覧ください。https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334102647

・書評の情報サイト「Book Bang」に、三浦英之『涙にも国籍はあるのでしょうか―津波で亡くなった外国人をたどって―』(新潮社)の書評を寄稿しました。あまり明らかになっていない、あの大震災で亡くなった外国人をめぐるノンフィクション。味わい深い短篇を読んだ読後感が残ります。https://www.bookbang.jp/review/article/774351

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開店前メイキングブログ もうすぐあたらしい本屋が生まれます