10月14日(祝・月)、大阪・梅田蔦屋書店で行われる「読書の学校 ブックトークフェスティバル 2019」に出演します。辻山は19時からの第三部で誠光社の堀部篤史さん、ON READINGの黒田義隆さんと一緒に、「完璧な本」(ひぇー)に関して話します。一部、二部も面白い顔ぶれのみなさんがトークをしますので、ぜひお越しください。通し券と各回ごとの券と、どちらでもご予約可能です。
———–
ブックトークフェスティバルを締めくくる、第三部のテーマは、「完璧な本」。
東京よりTitleの辻山良雄さん、京都より誠光社の堀部篤史さん、名古屋よりON READINGの黒田義隆さんをお迎えします。
ブックセレクトの鑑識眼の確かさは、読者および書店・出版関係者からの絶大な信頼を得ている、日本を代表する個人書店の三名です。
三氏が、どのよう視点で本を選ばれているのか。直観なのか。細かな基準があるのか。読み手として完璧な本と、売り手として完璧な本の違いはあるのか。初めて読んだときの自分の思い出と深く結びついているために、どうしても代えがたい本や、致命的な欠点があって完璧だとは言い難いが、それがかえって魅力を感じさせるフェティッシュな本などなど。
さまざまな解釈によって、自由に「完璧な本」を語っていただきます。
三部のみのご案内:https://store.tsite.jp/umeda/event/humanities/9681-1214190917.html
通しのご案内:https://store.tsite.jp/umeda/event/humanities/9669-1211420916.html
10月27日(日)、NPO法人本の学校が主催する「出版産業シンポジウム 2019 in 東京 」のパネリストとして登壇します。元さわや書店で、現リーディングスタイルの田口幹人さんと一緒で、コーディネーターはH.A.BOOKSTOREの松井祐輔さんです。田口さんとは数年前にイベント「ブックンロール」でご一緒して以来なので楽しみ。12:30からの第一フォーラム「本屋を開業する2」です。
———–
個人による本屋の開業がますます増えつづけています。これから本屋を開業しようとしている人も後を絶ちません。こうした状況に鑑み、本分科会では昨年に引き続き本屋を開業する方法について討議します。本年は専業の書店経営者、取次勤務の書店運営者と、立場は異なりつつも、開業を経験している2人にさまざまな視点から、その方法や技術について語っていただきます。
コーディネーター●松井祐輔(H.A.BOOKSTORE)
パネリスト●辻山良雄(Title)、田口幹人(リーディングスタイル)
http://www.honnogakko.or.jp/archives/1254
評論社より発売になった『ひとりでよめたよ! 幼年文学おすすめブックガイド200』にて、神沢利子作、井上洋介絵『くまの子ウーフ』(ポプラ社)、ヨゼフ・チャペック、木村有子訳『こいぬとこねこのおかしな話』(岩波少年文庫)への紹介文章を書いております。キーワードで読みたい本を探すことができ、ボリュームがたっぷりあるブックガイド。何を読ませればよいか(読めばよいか)迷ったら、この本を手に取ってください。
7月から、中日新聞/東京新聞にて、連載「公開選書 あなたに贈る本」がはじまりました。読者のかたからの選書の依頼に応じて、紙面上で本を選び、エッセイを書きます。そして選んだ本は、採用されたかたに「贈られ」ます。
連載は、第1日曜日の読書欄に掲載されます。