2021/9/25 - 2021/10/12

終了しました

作家たちの古本屋『ODD ZINE vol.7』刊行企画

作家たちの古本屋

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

昨年からの疫病の蔓延にともない、日々様々な出来事があり、刺激の強いニュースや情報が飛び交っています。そのたびに感情や気分が振りまわされたり、体調を崩された方もいらっしゃるかと思います。

そんな中、今回は『ODD ZINE vol.7』の刊行に合わせ、<作家たちの古本屋>という企画・展示を行います。

<作家たちの古本屋>とは、作家の方々に私物の本を提供していただき、それぞれ小さな古本屋に見立てて販売するという試みです。小説家を中心に12名が参加しています。あくまで私物の古本ですので、イタミの激しいもの、書き込みがあるもの、付箋がそのままのものなど色々ありますが、それも魅力のひとつとしてとらえていただけると幸いです。本の中には作家自らがコメントを寄せている貴重なものもあります。
(※作家の在廊は基本的にはありません)

ギャラリーの壁には、書店員の方のインタビューや『ODD ZINE』で企画したトークイベントを再構成した記事を掲示します。また、<作家たちの古本屋>のほかに、駒込にある「BOOKS 青いカバ」さんも一緒に出店してくださいます。

『ODD ZINE vol.7』では、<作家たちの手書きメモ>という特集を組み、創作構想時や取材時などに使用した手書きメモを集め、その解説をまとめました。<作家たちの古本屋>同様、こちらも12名の方が参加しています。

<作家たちの古本屋>と<作家たちの手書きメモ>につながりはありません。
何かしらの意味をもたせることも可能ですが、特にそれを行いません。それぞれのアイデアを思いついた時、「おもしろそうだ」と僕が感じたことが全てです。

楽しい気持ちのまま、ワクワクしながら準備しました。

そんな試みが皆様にとってもおもしろくて楽しいものであり、少しでも明るい話題のひとつになると良いなと、切に願っています。

『ODD ZINE』企画編集/太田靖久

<参加メンバー> ※敬称略
青木淳悟(小説家)、伊藤健史(ライター)、上田岳弘(小説家)※作家たちの古本屋のみ、太田靖久(小説家)、小山田浩子(小説家)、金川晋吾(写真家)、川口好美(文芸評論家)、鴻池留衣(小説家)、高瀬隼子(小説家)※『ODD ZINE vol.7』のみ、高山羽根子(小説家)、滝口悠生(小説家)、町屋良平(小説家)、水原涼(小説家)

<エクストラ>
BOOKS 青いカバ https://twitter.com/hippopotbase

『ODD ZINE vol.7』(2021/9/25刊行予定)
特集:作家たちの手書きメモ/A5サイズ/ページ数:未定/販売価格:未定

 

  • 展示構成/太田靖久(おおた・やすひさ)
  • 展示構成/太田靖久(おおた・やすひさ)

    小説家/インディペンデント文芸ZINE『ODD ZINE』企画編集。1975年神奈川県生まれ。2010年「ののの」で第42回新潮新人賞を受賞。著書『サマートリップ 他二編』(すばるDigitalBook、集英社、2019年)、『ののの』(書肆汽水域、2020年)、共著『犬たちの状態』(フィルムアート社、2021年)。「ブックマート川太郎」として様々なオリジナルグッズの制作や販売等も行っている。

開催日
2021年9月25日(土)ー 2021年10月12日(火)
時間
12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜・第三火曜日定休 *10月5日(火)休み *最終日12日(火)は17時まで
会場

Title2階ギャラリー

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