2021/7/22 - 2021/8/16

終了しました

齋藤陽道との三日間 写真家が撮った街と店『小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常』刊行記念

齋藤陽道との三日間 写真家が撮った街と店

「ある日の、Titleのまわり。そのようなことをイメージしながら撮影していただくとよいかもしれません」
撮影の前日、齋藤さんにはそう短く伝えた。写真は二〇二一年の四月一六日から三日間にわたり撮影されたが、渡された五一〇枚の写真には、驚くほど多様な街の顔が記録されていた。(『小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常』辻山良雄著・幻冬舎刊より)

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雨の日の公園、一日を待つ夜明けの街、開店から閉店までの書店の日常……。

本書のため齋藤陽道さんが撮影してくれた510枚の写真は、それ自体がある三日間を捉えた、貴重なドキュメントとなっています。本展はその写真をすべてプリントし、時系列に壁一面に貼ってご覧いただく企画です。写真家は何を見て、何にレンズを向けたのか。その息づかいをご覧ください。

◎齋藤陽道さんより:「撮影のお話を頂いたとき、一日だけの撮影だともったいない気がしました。どうせなら、あさひるよるとTitleをつつむ荻窪のあらゆる時間も収めたほうがいい!と思い、泊まりがけでの撮影を提案しました。快諾いただけて、うれしかったです。
そうして、三日間、とことん荻窪をまわりました。
曇り、雨、晴天と、天候にも恵まれて、さらにいろんな表情の荻窪を撮影することができました」

*本展示はあくまでも、写真家の過ごした時間を追体験して頂く企画なので、写真は了解のもと安価な現像手段を使用しています

  • 齋藤陽道(さいとう・はるみち)
  • 齋藤陽道(さいとう・はるみち)

    1983年、東京都生まれ。乙女座。写真家。都立石神井ろう学校卒業。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。2010年、写真新世紀優秀賞(佐内正史選)。2013年、ワタリウム美術館にて新鋭写真家として異例の大型個展を開催。2014年、日本写真協会新人賞受賞。キクラゲが好き。

開催日
2021年7月22日(木)ー 2021年8月16日(月)
時間
12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜・第三火曜日定休 *8月1日(日)~5日(木)休み *最終日16日(月)は17時まで
会場

Title2階ギャラリー

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