2020/10/10 - 2020/10/27

終了しました

中野真典個展 それから Title「それから それから」原画+描き下ろし作品を中心に

中野真典個展 それから Title

中野真典さんが絵を描き、高山なおみさんが文を綴った絵本『それから それから』の刊行を記念した原画展「それから キチム、それから Title」、夏のキチムでの前編につづき、いよいよ後編、当店での展示が開催となります。

今回の展示では、『それから それから』の原画だけでなく、中野さんの描き下ろし作品も多数展示いたします。

皆さま、ぜひご来場ください。

 

■中野真典さん在廊予定日:10月10日(土)、11日(日)、12日(月)

 

【『それから それから』著者のお二人からのメッセージ】

わたしたちの絵本ができました。

これを書いている今、ようやく雨がやんで陽が差しはじめ、蝉がないています。

僕の窓から

ナツアカネ、アオスジアゲハ、蝉のこえ、畦の草刈りの音。

私の窓から

青い山、低い雲、海。小鳥の囀りと、水の音。白い仔犬を散歩させてる、お兄さん。

 

キチムの窓からのぞむ風景、

Titleの窓からのぞむ風景がたのしみです。

 

これからはじまる、それぞれの“それから それから”。

を、またはじめます。

 

どうぞのんびり、旅をしにいらしてください。

 

2020.7.12 高山なおみ、中野真典

 

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  • 中野真典(なかの まさのり)

    1975年兵庫県生まれ。大阪芸術大学卒業。保育士として勤務。のちに画家、絵本作家として本格的に活動を開始する。主な作品に、初絵本作品である『おもいで』(文・内田麟太郎)、『おはなしトンネル』、『もういいかい』、『かかしのしきしゃ』、高山なおみ氏との共作『どもるどだっく』、『たべたあい』など多数。そのほか『あなのはなし』などの紙芝居もある。最新刊『ミツ』は、愛猫ミツとの別れを描いた。『旅芸人の記録』は自身で立ち上げた出版レーベル「くちぶえ書房」の第1作目絵本であり、画家・絵本作家の道へ導いた若き日の出会いや創作の原点を描いた。

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  • 高山なおみ(たかやま なおみ)

    1958年静岡県生まれ。レストランのシェフを経て、料理家に。文章への評価も高い。主な著書に、日記をまとめた『日々ごはん』『帰ってきた 日々ごはん』シリーズ、レシピ集『おかずとご飯の本』、絵本『アンドゥ』(絵・渡邉良重)、幼い頃の記憶を綴った『押し入れの虫干し』、『料理=高山なおみ』、『今日もいち日、ぶじ日記』『気ぬけごはん』ほか多数。中野真典氏との絵本は『ほんとだもん』『くんじくんのぞう』など。写真絵本に『おにぎりをつくる』、最新刊に『ふたごのかがみ ピカルとヒカラ』。神戸に暮らして5年目になる。

開催日
2020年10月10日(土)ー 2020年10月27日(火)
時間
12:00 - 19:00 水曜・第三火曜日定休 *最終日27日(火)は18時まで
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