2019/4/22

『あの日からの或る日の絵とことば』(創元社)トーク ~3.11と子どもの本の作家たち~荒井良二+筒井大介[編者](聞き手・辻山良雄)

『あの日からの或る日の絵とことば』(創元社)トーク ~3.11と子どもの本の作家たち~

『あの日からの或る日の絵とことば』の参加作家で、表紙絵を描かれた荒井良二さんは、震災直後から何度も東北に通い、子どもたちとのワークショップを繰り返し行ってきました。そして2011年、その年のうちに絵本『あさになったのでまどをあけますよ』を発表します。

その絵本について荒井さんは「僕たちができるのは、朝になったら窓を開いたり、カーテンを開けたり。夜になって暗くなったら窓を閉めたり……それだけだよね」と語り、その後も震災以降をどう生きるか、その上でどのような絵本を作るべきかを考え続けているように思えます。

そして絵本編集者である筒井大介さんは、そのような絵本作家たちの思いを汲み取り、この度『あの日からの或る日の絵とことば』を刊行しましたが、そこにはどのような思いがあったのでしょうか。この本はこれまで筒井さんが作られてきた、どの絵本とも似ていないように思います。

このイベントでは荒井さんと筒井さんをお招きし、そうした「あの日から」の様々な思いや、これからの絵本作りについて伺います。ぜひご参加ください。

 

*『あの日からの或る日の絵とことば』原画展(4月23日~5月7日):http://www.title-books.com/event/6129

  • 荒井良二(あらい・りょうじ)
  • 荒井良二(あらい・りょうじ)

    1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったのでまどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督に就任するなど、その活動の幅を広げている。撮影:有村蓮

  • 筒井大介(つつい・だいすけ)
  • 筒井大介(つつい・だいすけ)

    1978年大阪府生まれ。出版社を経てフリー編集者に。担当した絵本に『うちゅうたまご』(荒井良二)『むかしむかし』(谷川俊太郎・詩/片山健・絵)『人魚のうたがきこえる』(五十嵐大介)『ネコヅメのよる』(町田尚子)『えとえとがっせん』(石黒亜矢子)『わたしのものよ』(マルー)『やましたくんはしゃべらない』(山下賢二・作/中田いくみ・絵)他多数。『ブラッキンダー』(スズキコージ)『オオカミがとぶひ』(ミロコマチコ)がそれぞれ第14回、第18回日本絵本賞大賞を受賞。『オレときいろ』(ミロコマチコ)で2015年度のブラティスラヴァ世界絵本原画展「金のりんご賞」を受賞。絵本編集のかたわら、水曜えほん塾、nowaki絵本ワークショップを主宰し、作家の発掘、育成にも力を注いでいる。

開催日
2019年4月22日(月)
時間
19時30分スタート/21時頃終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場
Title 1階特設スペース
参加費
1000円+1ドリンク500円
定員
25名
お申し込み

手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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