2025/2/28

「時間どろぼう」に、時間をぬすまれない生きかた、働きかた『大きなシステムと小さなファンタジー』刊行記念、影山知明トークイベント

「時間どろぼう」に、時間をぬすまれない生きかた、働きかた

影山知明さんは、2008年、東京・西国分寺に「クルミドコーヒー」をオープンさせて以来、人間が事業計画や会社の理念にしばられて働くのではなく、人それぞれの内にある樹を育てるような、「人ありき」の経営を続けてこられました。影山さんの新刊『大きなシステムと小さなファンタジー』(クルミド出版刊)は、影山さんがクルミドコーヒーで、ぶんじ寮で、国分寺で、考え、実践してきたことを煮詰めたような、現時点での集大成ともいえる本ですが、本書でその大きなモチーフとなっているのが、ミヒャエル・エンデの『モモ』です。

人がその人固有の時間を生きて、その人らしくいられるような社会になってほしい――多くの人がそのように願いつつ、残念ながら現実は、まだそうはなっていないでしょう。では何がそれを阻み、どうすれば自分の生きた時間を取り戻すことができるのか。トークイベントでは『モモ』も引き合いに出しながら、そうしたことを影山さんと考えてみたいと思います。聞き手は、Titleの辻山良雄が務めます。

  • 影山知明(かげやま・ともあき)
  • 影山知明(かげやま・ともあき)

    クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主
    1973年東京・西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、生家を建て替え、多世代型シェアハウス「マージュ西国分寺」を開設。1階には、こどもたちのためのカフェ「クルミドコーヒー」を開業。2017年には、2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」をオープンさせた。
    店を拠点として、まちの仲間と共に、クルミド出版、胡桃堂書店、クルミド大学、クルミド/胡桃堂の朝モヤ、地域通貨ぶんじ、ぶんじ寮等を事業化。開かれた場づくりから、一つ一つのいのちが大切にされる社会づくりに取り組む。
    著書に、『ゆっくり、いそげ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)。
    X @tkage

開催日
2025年2月28日(金)
時間
19時30分スタート/21時頃終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場
Title1階特設スペース
参加費
1,650円
定員
25名

当イベントは定員に達しましたので受付を終了いたしました

お申し込み

手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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