2022/6/24 - 2022/7/11

終了しました

『仲條正義 絵の中に入る』原画展

『仲條正義 絵の中に入る』原画展

グラフィック・デザインで大きな足跡を残した巨星、仲條正義氏が12年にわたり「暮しの手帖」の表紙として描き続けた75枚の絵。
そのすべてを収録した『仲條正義 絵の中に入る』が、このたび画集として出版されました。
Titleでは、本書の刊行を記念して、選りすぐりの原画を展示いたします。

仲條正義氏は、資生堂の企業文化誌『花椿』のアートディレクターを40年間務めたほか、ザ・ギンザ、タクティクスデザイン、松屋銀座、ワコールスパイラル、東京都現代美術館など数多くのグラフィック・デザインを手がけられました。
斬新さのみならず、人の心に触れるデザインや絵などの作品は、芸術への深い思索と抜群の創造力から生み出され、たくさんの人々を魅了し続けています。

画集に収録されている絵は、元アシスタントの林修三氏が雑誌「暮しの手帖」のデザインを担当することになった際、表紙絵を仲條さんに描いてほしいと希望したことから、仲條さんが隔月で絵を描きおろされた作品です。
2007年から2019年までに刊行された75冊は、仲條さんの絵が表紙を飾り続けました。

季節のなかに見つけた、ファンタジックでやわらかな風景。
見れば見るほど面白く、独創的で、パラレルなその世界にひきこまれるでしょう。
原画を鑑賞できる、たいへん貴重な機会です。ぜひご来場ください。

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  • 仲條正義(なかじょう まさよし)

    グラフィックデザイナー、女子美術大学客員教授。1933年東京生まれ。1956年、東京藝術大学美術学部図案科を卒業後、資生堂宣伝部に入社。

    1961年に仲條デザイン事務所を設立。1967年から2011年まで、資生堂企業文化誌『花椿』を手がける。ザ・ギンザ、タクティクスデザインのロゴタイプ及びポスター、松屋銀座、ワコールスパイラル、東京都現代美術館、細見美術館のCI計画、その他 数多くのグラフィックデザインやイラストレーションなど。

    紫綬褒章、旭日小綬章を受章した他、東京ADC会員最高賞、毎日デザイン賞、東京TDC会員金賞など受賞多数。2021年10月26日没。

開催日
2022年6月24日(金)ー 2022年7月11日(月)
時間
12:00 - 19:30(日曜日は19時まで) 水曜・第三火曜日定休 *最終日7月11日(月)は18時まで
会場

Title2階ギャラリー

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