2018/7/3

小さな本屋が町にあるということ『猫はしっぽでしゃべる』刊行記念 田尻久子(橙書店店主)トークショー

小さな本屋が町にあるということ

今年開店10周年を迎えた熊本・橙書店の店主であり、熊本発の文芸誌『アルテリ』責任編集者でもある田尻久子さんの初めてのエッセイ集『猫はしっぽでしゃべる』(ナナロク社)の刊行を記念して、トークショーを行います。

熊本にある〈小さくて不便な本屋〉でありながら、地元の常連客はもちろんのこと、県外からも名だたる人気作家たち、本好きたちが訪れる橙書店。2017年には「地域に根ざした文芸ネットワークを構築した」功績が称えられ、第39回サントリー地域文化賞を受賞し注目を集めました。

2016年4月の熊本地震が起こる少し前から書き始められた本書は、あの震災のさなか、被災者となった著者や熊本の人々がどのような状況下にあったのか、また震災後、店がいかにして再起し、本がどのように人々に寄り添ってきたのか、その様子を書き留めたひとつの記録にもなっています。

日々、店に立ちながら感じていること、読んできた本のこと、本を「売る」ことと「書く」ことについてなどたっぷりとお話を伺いたいと思います。東京でトークイベントを行うことは滅多にない田尻さんのお話、ぜひお聞き逃しなく。

聞き手はTitle店主・辻山が務めます。

  • 田尻久子(たじりひさこ)
  • 田尻久子(たじりひさこ)

    1969年熊本県生まれ。熊本県在住。橙書店・オレンジ店主。『アルテリ』責任編集者。会社勤めを経て、2001年喫茶店orangeを、2008年橙書店を開店。2016年熊本発の文芸誌『アルテリ』を創刊。2017年第39回サントリー地域文化賞受賞。初めての著書『猫はしっぽでしゃべる』(ナナロク社)発売中。

開催日
2018年7月3日(火)
時間
19時30分スタート/21時頃終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場
Title 1階特設スペース
参加費
1000円+1ドリンク500円
定員
25名
お申し込み

手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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