阿部海太［絵描き］ 加納千尋［フォトグラファー］ 阿部航太［デザイナー］村上亜沙美 ［ブックデザイナー／製本家］によるインディペンデントレーベルKite（カイト）。絵本や写真集などのビジュアルブックを中心に、自分たちで本をつくり販売する傍ら、様々な場所で期間限定のショップを開店しています。そのカイトメンバーによる共作シリーズ第4弾『山の名前がわからない』の出版を記念して、恵文社（京都）blackbird books（大阪）Title（東京）と3つの書店をツアー形式でまわり、展示販売フェアを開催しています。第3弾となるTitleでは、新作3タイトルの販売とともに、ギャラリーにて原画の展示販売を行います。

＊開催期間中、7月9日（日）19時00分よりスライド上映・トークイベント『本の話をしよう』http://www.title-books.com/event/3005 を開催します。
新刊のスライド上映とともに、Kiteのメンバーが本について日々考えていることを語ります。

新刊１『山の名前がわからない』

写真集 ｜ 加納千尋（写真） 阿部航太（デザイン） Kite（制作）
カイトメンバー共作シリーズ第4弾は、Kiteのフォトグラファー加納千尋 の写真集。真夜中のサービス・エリアの風景と、高速バスの車窓で構成された今作から浮かびあがるのは、前後から切り離されたインターバルでしかない時間の、こころもとない快さ。

新刊２『pinhole』

絵本 ｜ 阿部海太（絵） amakent（文） 村上亜沙美（本）
切り取られたイメージが小さな部屋に積み上げられていくのを、針穴から覗いているのは私かあなたか。
情景と記憶、その限られた空間に現れる一瞬を仄かに照らす1冊。

新刊3『small trees vol.2』

ドローイング集 ｜ 辻角光志朗（絵） 村上亜沙美（本）
日々コツコツ描かれた建物のドローイングをまとめた1冊。
日記のようにも落書きのようにも見える小さな絵が、本物の壁紙を使用した表紙で綴じられている。昨年発表されたvol. 1に続く第2弾。